
2025年11月27日、28日の2日間、インテックス大阪で開催された「Japan MICE EXPO 2025」に出展しました。今回の展示では、角度可変型やシースルー、高精細など多彩なLEDビジョンに加え、デジタルスイッチャー「KAIROS」、さらに透過型OLEDのタッチパネル機能を活用し、多様なコンテンツを直感的に操作できる各種制御システムをご紹介しました。
Japan MICE EXPO 2025
インテックス大阪
2025年11月27日(木)~28日(金)
MICEとは、「Meeting(会議)」「Incentive Travel(報奨・研修旅行)」「Convention(国際会議)」「Exhibition(展示会)」の頭文字を組み合わせた造語で、大規模な集客が見込まれるビジネスイベントの総称です。Japan MICE EXPOは、MICE関連では国内唯一の総合国際展示会として、業界の最新情報とソリューションが一堂に会する場です。
シーマは、MICEに欠かせない映像機器やシステムの販売・レンタルを手掛ける企業として、今年もこの展示会に出展し、最新のソリューションをご紹介しました。

シーマブースの最前面には、タッチパネル機能を備えた3枚の透過型OLEDを設置。それぞれ異なるインターフェイス画面を映し出し、来場者の注目を集めました。
透過型OLEDフライヤー:https://www.cima-net.co.jp/img/2025/11/CIMA_DF-T55-flyer.pdf




※詳しい操作方法は、上記の紹介動画をご参照ください。
ミンナミーヤ詳細ページ︓https://www.cima-net.co.jp/sp-contents/14198
オスミル詳細ページ︓https://www.cima-net.co.jp/sp-contents/13144
アーカイバーベーシック詳細チラシ︓https://www.cima-net.co.jp/img/2025/12/CIMA_archiver-basic-flyer.pdf
シーマブースの反対側には、500mm角の高精細LED「Topaz」を縦5枚×横11枚、合計55枚で構成した大型ビジョンを設置。左右を緩やかにカーブにすることで、没入感のある映像演出を実現しました。Topazはカーブの曲率を最大±20度まで自由に設定できるため、展示会の目的やスペースに合わせた多彩なデザインが可能です。さらに、ピッチは1.9mmの高精細で、細部まで美しい映像を表現します。
Topaz詳細ページ︓https://www.cima-net.co.jp/sp-contents/16781



この大画面には、「KAIROS」が制御する複数の映像ソースを映しました。
京都支店からのリモートカメラ映像(シーマ独自のクラウド「CIMA Cloud」経由)に加え、ブース内のリモートカメラ(有線SRT)や4Kカメラ(無線伝送)、さらにグループ会社アーガス企画が開発したローカルファイルを簡単に再生できるポン出し機「エーダス」からの映像、静止画、アニメーション動画などをKAIROSに取り込みスイッチング。ダイナミックな映像演出を実現しました。




KAIROS詳細ページ︓https://www.cima-net.co.jp/sp-contents/11823
株式会社アーガス企画HP:https://argus-plan.jp/
シーマブースの最上部には、シースルーLEDを設置し、360度全方位に映像を映し出す看板のような演出を行いました。シースルーLEDは裏側まで透けて見える構造で、LED素子の列の間に隙間があるため、透明感を保ちながら鮮明な映像を表示できます。最大輝度は4,500cd/㎡と非常に高く、ショーウィンドウに設置しても外光に負けない明るさと視認性を確保します。
シースルーLEDレンタルページ︓https://www.cima-net.co.jp/rental/led-display/ledindoor/14849


今回の展示では、0.9mm/1.2mm/1.5mmピッチの3種類の高精細LEDをご紹介しました。これらはCOB(Chip on Board)と呼ばれる技術を採用し、表面を樹脂でコーティングすることでLED素子を保護しながら、狭いピッチで高精細な映像を実現します。
3種類の高精細LEDの下には、2.6mmピッチの屋内用LEDを「コの字」に設置。キューブ型のような特殊な画面構成も可能です。


シーマは、再生装置を含めたシステム設計から施工、導入後の保守までトータルでサポートいたします。お客様に最新の高品質なLEDディスプレイをご利用いただくため、導入・研究を進めています。必要なピッチ(精細度)は、設置環境やお客様の用途によって異なるため、シーマでは実際に目で見てご確認いただくことを重視しています。弊社ショールームでは、さまざまなタイプや異なるピッチのLEDビジョンを実機でご覧いただけるほか、具体的なご提案も可能です。展示会にご来場いただけなかった方も、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
お問合せフォーム︓https://www.cima-net.co.jp/contact
株式会社シーマ
営業企画本部 菅家 孝
今回のMICE EXPOでは、当社の映像技術がMICE業界にどのように貢献できるのかを明確に示す良い機会となりました。
展示ブースでは、タッチ透過ディスプレイをはじめとしたアイキャッチ性の高い機材に加え、当社オリジナルのコンテンツ制御システム「OSMIL」をご紹介し、「ハード×ソフト」によるソリューションとしての価値をご提案することができたと考えております。
またセミナーでは、当社の石丸がIP映像伝送技術 について講演を行い、ブース内では「京都⇄インテックス大阪」をリアルタイムで中継。将来的な遠隔配信・リモート演出の可能性を、具体的なデモンストレーションとしてお見せすることができました。
今回の展示内容は、イベント案件・常設案件の双方に対応できるラインナップとして構成しており、LEDディスプレイを中心に、ソフトウェアと組み合わせた多様な映像表現を実現可能である点を来場者の皆様にご理解いただけたのではないかと感じております。
当社は今後も、幅広い映像ソリューションを活用し、MICE業界の更なる発展に貢献していきたいと考えております。
展示会出展記録
九州放送機器展2025:https://www.cima-net.co.jp/case-study/exhibition/17831
SIGN EXPO 2025︓https://www.cima-net.co.jp/case-study/exhibition/17648
EDIX東京 2025︓https://www.cima-net.co.jp/case-study/exhibition/17492
JAPAN SHOP 2025︓https://www.cima-net.co.jp/case-study/exhibition/17313
Japan MICE EXPO 2024︓https://www.cima-net.co.jp/case-study/exhibition/16996