シーマは、2025年11月26日から28日まで東京ビッグサイトで開催されたレジャー・アウトドア産業の総合展示会「レジャー＆アウトドアジャパン 2025」に初出展しました。今回は、テーマパーク向け商材が集まる「テーマパークEXPO」エリアにブースを構え、最新のLEDソリューションを紹介しました。

展示内容は、床面に設置可能なLED、透過性を活かしたシースルーLED、そして0.9mmピッチの高精細LEDなど、多様なラインアップ。来場者は、テーマパークや大型施設における演出の可能性を体感できるブース構成となりました。
　

　
レジャー&アウトドアジャパン2025
東京ビッグサイト
2025年11月26日(水)～28日(金)
　
　

レジャー業界に最新トレンドを発信

レジャー＆アウトドアジャパンには全国から業界関係者が多数来場し、出展企業の最新商材を体験しながら商談が行われました。「テーマパークEXPO」「キャンプ＆グランピングEXPO」「プール＆サウナEXPO」「マリンEXPO アクティビティ」「エンターテインメントビジネスEXPO」「地方創生ツーリズムEXPO」の6つの専門展示会で構成されています。

シーマはその中で、テーマパークやアミューズメント施設向けの最新設備や演出技術が集まる「テーマパークEXPO」にブースを構えました。
　
　

床一面に広がる映像でインタラクティブ体験を演出

ブースでまず目を引いたのは、床一面に広がる映像です。来場者が映像の上を歩くと、泳ぐ魚や丸いアイコンが足元で反応し、まるで映像と対話しているかのようなインタラクティブ体験を展示しました。このフロアLEDは1㎡あたり2,000kgの耐荷重を誇り、車両を乗せることも可能。さらに3.9mmピッチのLED素子を採用し、500mm角のパネルを組み合わせることで施設の規模や演出に応じた自由なレイアウトが可能です。

今回の展示では、シーマ独自の映像制御アプリケーション「OSMIL（オスミル）」を活用し、床面のインタラクティブ演出に加え、奥の壁面に設置した高精細LED「GX1.9」への映像投影も同ソフトで制御しました。これにより、テーマパークや大型施設でのダイナミックな演出を一括管理できる運用性を実現。来場者からは「体験型コンテンツの可能性が広がる」といった声が寄せられ、エンターテインメント空間に新しい価値を提供するソリューションとして高い関心を集めました。
　
フロアLED詳細ページ︓https://www.cima-net.co.jp/sp-contents/14201
OSMIL詳細ページ︓https://www.cima-net.co.jp/sp-contents/13144
　
　

継ぎ目のない大画面演出を叶える高精細LED

フロアLEDの奥に広がる大画面は、レンタルと販売どちらでもご利用いただける高精細LEDディスプレイ「GX1.9」で構成。GXは500mm角の薄型パネルで、軽量設計により壁面へ直接固定が可能です。パネルを増やすことで壁全体を継ぎ目のない大型ビジョンに仕上げることができます。メンテナンス性にも優れており、モジュールは表側から取り外し可能。運用時のメンテナンス負担を大幅に軽減できます。

GX1.9 詳細ページ︓https://www.cima-net.co.jp/sp-contents/16542
　
　

開放感と情報を両立する透過型ディスプレイの可能性

ブース入り口に設置した透過型OLEDディスプレイはタッチパネル対応で、コンテンツ次第で案内表示やインタラクティブな情報提供など幅広い活用が可能です。透明なパネルを活かした演出は空間に開放感を与えながら情報を表示することができ、テーマパークや商業施設での新しい体験価値を創出します。今回は展示していませんでしたが、55インチのデスクトップ型はレンタルにも対応しており、イベントや期間限定のプロモーションにも柔軟にご利用いただけます。

透過型OLEDフライヤー：https://www.cima-net.co.jp/img/2025/11/CIMA_DF-T55-flyer.pdf

奥には、向こう側が透けて見えるシースルーLEDディスプレイを展示。LED素子の列の間に隙間があることで、透過性を確保しながら鮮明な映像を表示できます。最大輝度は4,500cd/㎡と非常に高く、ショーウィンドウに設置しても外光に負けない明るさと視認性を確保。空間を華やかに演出するソリューションとして、来場者の注目を集めました。

シースルーLEDレンタルページ︓https://www.cima-net.co.jp/rental/led-display/ledindoor/14849
　
　

ショールームで体感できる多彩なLEDソリューション

今回の展示では、シーマが導入・研究を進める最先端LEDディスプレイの一部をご紹介しました。ピッチが0.9mm、1.2mm、1.5mmの3種類の高精細LEDは、COB技術を採用し、LED素子を樹脂でコーティングすることで保護しながら、狭いピッチで高精細な映像表現を実現しています。

必要なピッチ（精細度）は、設置環境やお客様の用途によって異なるため、シーマでは実際に目で見てご確認いただくことを重視しています。弊社ショールームでは、さまざまなタイプや異なるピッチのLEDビジョンを実機でご覧いただけるほか、具体的なご提案も可能です。展示会にご来場いただけなかった方もぜひお気軽にお立ち寄りください。

お問合せフォーム︓https://www.cima-net.co.jp/contact
　
　

担当者の声

株式会社シーマ
営業企画本部 大澤 一智
　
今回、レジャー＆アウトドアジャパン2025に初めて出展し、テーマパーク関連のお客様に直接ご提案できる貴重な機会となりました。ブースでは多くの方に製品をご覧いただき、保守体制や契約条件に関するご質問、インタラクティブなフロアLEDの活用事例、透過型OLEDディスプレイの将来性など、さまざまなご意見をいただきました。

当社では、品質と信頼性を重視し、厳選したメーカーの製品をご提案しています。今回の展示では、その中でも高精細で壁面設置が可能な軽量LEDを展示しました。プロジェクターと異なりLEDは自発光のため、明るい環境でも鮮明な映像を表示でき、フロアLEDのようなインタラクティブ演出でも高い満足度を得られると考えています。さらに、透過型OLEDのような近未来的なディスプレイは、今後、人の目につく場所でますます増えていくと予想しています。

こうしたお客様の声を踏まえ、シーマでは、より安心してご利用いただける保守体制の強化や、用途に応じた最適なソリューションの提案を進めてまいります。今後も、テーマパークや大型施設で活用いただけるLEDビジョンの可能性を追求し、エンターテインメント空間の価値向上に貢献していきたいと考えています。
　
　

関連情報

展示会出展記録
九州放送機器展2025：https://www.cima-net.co.jp/case-study/exhibition/17831
SIGN EXPO 2025︓https://www.cima-net.co.jp/case-study/exhibition/17648
EDIX東京 2025︓https://www.cima-net.co.jp/case-study/exhibition/17492
JAPAN SHOP 2025︓https://www.cima-net.co.jp/case-study/exhibition/17313
Japan MICE EXPO 2024︓https://www.cima-net.co.jp/case-study/exhibition/16996