KOBELCOグループ様は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博) 未来社会ショーケース事業 フューチャーライフ万博「未来の都市」パビリオンに協賛・展示されました。シーマは株式会社ノムラメディアス様のご依頼を受け、映像音響システムの施工を担当し、来場者のイマジネーションを掻き立てる空間演出を支えました。
KOBELCO様は、神戸製鋼所を中核とする企業グループであり、鉄鋼事業をはじめ、環境ソリューションや建設機械事業など多岐にわたる事業を展開し、街や社会を支えるものづくりに取り組んでいます。
今回の大阪・関西万博「未来の都市」パビリオンにおけるKOBELCO様の展示コンセプトは、「“未来の豊かさ”を創造する力」。展示は「象徴」「リアル」「ダイナミック」の3ゾーンで構成されており、インパクト&イマジネーション訴求型の体験型演出が展開されました。子どもたちに“ものづくり”の面白さや未来への可能性を伝えることを目指した内容となっています。
来場者を惹きつけたのは、複雑なレールの上を多数のボールが転がるボールコースター。このボールはエネルギーや素材を象徴しており、それらが次々と流れていくことで、私たちの暮らしに欠かせない水素や金属がつくられていく様子を表現しています。
この魅力的な展示を補完するのが、コースターを囲むプロジェクションマッピング。KOBELCO様の技術や製品がどのように社会を支え、形づくっているのかを映像でわかりやすく伝えています。このプロジェクションマッピングには、20,000lmのプロジェクター「EB-PU2220S」を選定しました。高輝度でメンテナンス性に優れ、今回のような常設展示に最適な機材です。プロジェクターの設置調整は、シーマの技術者が演出意図に従い正確に行いました。
展示ブースの奥にそびえ立つのは、高さ5.25mの映像の壁。ここでは、少年がドローンに乗って工場を探索し、未来の街を夢見る物語が上映されます。KOBELCO様のものづくりが、これからも未来を切り拓いていく姿が描かれています。
この巨大な映像ディスプレイには、壁に直接設置できるLEDディスプレイ「GX2.6」を採用。曲面構成でインパクトある演出が可能となり、半年間におよぶ万博開催期間中も安心して運用いただける高品質モデルです。長年にわたり数多くの現場でLEDビジョンの施工を手がけてきたシーマの技術力により、パネル間のズレや隙間を感じさせない精緻な仕上がりを実現しました。
シーマでは、最適なLED製品の選定と技術の向上に日々取り組み、さまざまな業界や空間で効果的な映像演出をご活用いただけるよう、レンタル・販売の両面でお客様のニーズにお応えいたします。おかげさまで大阪・関西万博においても、多くのパビリオン様よりご用命を賜りました。映像機材の設計・施工・レンタルをご検討の際は、どうぞお気軽にご相談ください。
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GX1.9 詳細ページ:https://www.cima-net.co.jp/sp-contents/16542
株式会社神戸製鋼所 公式ホームページ︓https://www.kobelco.co.jp/
株式会社ノムラメディアス 公式ホームページ︓https://www.nomura-medias.co.jp/