建設機械メーカーとして世界的に知られるコマツ様は、「第7回 国際 建設・測量展(CSPI-EXPO 2025)」に出展されました。シーマは、大型LEDビジョンの設営をはじめ、映像音響機器システムの設計から当日の運用までを一貫して担当しました。
CSPI-EXPOは、建設業界・測量業界の最先端の機械・設備・技術・サービスが一堂に会する展示会です。2025年は6月18日(水)~21日(土)の4日間、幕張メッセで開催されました。
コマツ様は 900㎡の大規模ブースを展開し、新世代油圧ショベルPC200i-12や電動化建機、建設現場をデジタル化するソリューション「Smart Construction®」を紹介されました。Smart Construction® は、労働力不足や長時間労働、安全性や環境対応、さらにコストといった建設現場の課題を、デジタル技術で解決するソリューションです。
その価値を来場者に伝えるためには、現場での活用事例やSmart Construction®についてのプレゼンテーション、自動化施工のデモンストレーションを映像でわかりやすく発信することが必要です。
今回のメインステージには、1.9mmLEDディスプレイ「Topaz」が採用されました。50cm角のパネルを縦6枚、横16枚組み合わせ、縦3m×横8mの大画面を構築。明るい会場でも鮮明に映し出し、継ぎ目の目立たない美しい映像表現を実現しました。4K解像度の迫力ある大画面は来場者の視線を惹きつけ、プレゼンテーションやデモンストレーションの訴求力を一層高めました。
ステージ裏では、シーマのオペレーションスタッフが映像演出を担当。カメラ2台とPC7台をつなぎ、BARCO社製デジタルスイッチャー「E2」で制御しました。ブース内の遠隔操作デモはカメラで撮影し、その映像を無線でE2に送信。リアルタイムに大画面へ映し出しました。
ブース中央には新世代油圧ショベル「PC200i-12」が2台展示されました。その油圧ショベルに付帯するICT(情報通信技術)や、IoT・AIなどの先進技術を活用したSmart Construction®により、従来と比較した現場の変化を、直径12m、高さ1mの円形LEDビジョンで放映しました。
今回使用したTopazは、パネルごとに角度を調整でき、最大±20度までなめらかな曲線を描くことが可能。この特性を活かし、美しいカーブに曲げて連結することで真円のリング映像を構築しました。
ブース全体の情報発信をトータルに支えたのが、50台以上のモニターに映し出された多彩な映像。27インチから98インチまでのさまざまな画面を駆使し、建設機械の迫力ある姿だけでなくICT・IoT・AIを活用した先進ソリューションを直感的に理解できる展示構成となっていました。
シーマの豊富な機材ラインナップを活かし、ディスプレイから音響、制御システムまでをワンストップで提供しました。
シーマは、各種展示会において、来場者にインパクトを与えつつ分かりやすく伝わる映像システムを、お客様のブースごとに最適なかたちでご提案・実現いたします。システムの設計から設営、オペレーションまで一貫して安心してお任せいただけます。まずはお気軽にご相談ください。
お問合せフォーム︓https://www.cima-net.co.jp/contact
コマツ様 企業サイト︓https://www.komatsu.jp/ja
国際 建設・測量展(CSPI-EXPO):https://cspi-expo.com/