年に一度、販売パートナーとの絆を深める美しい大型映像でサポート～ A社様ディーラーミーティング～

A社様が年に一度開催されるディーラーミーティングでは、製品を取り扱うディーラーの方々への表彰が行われます。シーマは、このイベントの映像演出に関わる機器レンタルおよび運用を20年前よりご依頼いただいています。2025年1月に開催されたディーラーミーティングは新たな会場での開催となりましたが、その空間に最適な映像機器とオペレーションをご提供し、イベントの成功をサポートしました。
　

失敗が許されないイベントで信頼され続けるシーマの機材と技術力

A社様のディーラーミーティングは、優秀な販売成績を収めた代理店や個人を表彰するイベントです。次年度以降の事業活動をより良いものにするため、ディーラーの方々をはじめとしたA社様グループ全体の士気を向上させることが目的です。そのため、会場に集まる大勢の方々やオンラインで参加する方々にミーティングの様子を臨場感高く、わかりやすく伝えることが非常に重要。大きく美しい映像の上映と的確な映像の切り替えが不可欠です。シーマの映像機器やスイッチャー、さらにトラブルなく設営・オペレーションできる熟練の技術力が今回も欠かせない要素となりました。

明るく高精細なプロジェクターをご提供

今回の会場は、京都国際会館のイベントホールです。横長の会場で、円卓に着席される参加者の皆様がさまざまな方向を向いているため、映像の視認性を確保することが重要なポイントとなりました。そこで、左右に275インチのスクリーンを設置し、それぞれに20,000ルーメンのプロジェクター「EB-PU2220S」を配置しました。さらにセンターには、21,000ルーメンのプロジェクター「PT-RQ22KJ」を2台設置し、1台をバックアップ用として運用。これらのプロジェクターはコンパクトで、置き場所が限られる今回の会場には最適な機材でした。

加えて、会場の背面中央にはステージ登壇者用のプロンプターのために220インチのスクリーンとプロジェクターを設置。設置台が客席に干渉しないよう短焦点プロジェクター「FP-Z8000」を使用しました。

会場用と配信用を1台で別々に構成・配信できるKAIROSの活躍

共通の撮影素材や再生素材を使用するものの、「会場に上映すべき映像」と「インターネット配信すべき映像」では内容が異なります。そこで、1台で複数の映像を送出できるデジタルスイッチャーKAIROSをご用意しました。複数の映像ソースから、KAIROS Creatorを使用してレイアウトを構成し、2人のオペレーターがスイッチング操作を行いながら、上映用と配信用にそれぞれ映像を送出しました。