放送業界注目の最新マスターモニター&波形モニター 〜 九州放送機器展2025 出展 〜

シーマは、7月16日~17日に福岡国際センターで開催された九州最大のプロフェッショナル向け映像・音響機器展「九州放送機器展2025」に出展しました。LEDディスプレイ製品群に加え、レンタルを開始したばかりの最新型マスターモニターや波形モニターを展示し、放送・映像分野に向けたソリューションをご紹介しました。
 

 
九州放送機器展2025
福岡国際センター
2025年7月16日(水)~17日(木)
 
 

九州の放送業界が注目する最新機器が一堂に集結

九州放送機器展は、放送機器やプリプロダクション・ポストプロダクション機器、テレビや舞台向けの音響・照明、さらにインターネットやIT関連、配信技術など、プロフェッショナル向けの業務用放送機器が一堂に会する総合展示会です。こうした機器やサービスを提供・販売する名だたる企業が出展し、放送局や制作会社に向けて、業務の質向上や効率化に貢献する最新技術が披露されました。

SIGN EXPO 2025
SIGN EXPO 2025

 
 

注目を集めた最新型マスターモニターと波形モニター

今回の展示会では、新たにレンタル用として導入したマスターモニターと波形モニターを初展示しました。SONY製のマスターモニター「BVM-HX3110」は、ピーク輝度4,000cd/㎡の高輝度を実現するなど、基本性能が大幅に進化し、現在業界で高く評価されています。光ファイバーケーブルによるIP伝送(ST2110)にも対応しており、放送局やポストプロダクションはもちろん、大型LEDビジョンやHDR対応の常設施設、ST2110対応案件を持つお客様からも強い関心を集めています。

マスターモニター詳細ページ︓https://www.cima-net.co.jp/sp-contents/17794

SIGN EXPO 2025
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一方、Telestream社製の波形モニターシリーズPRISMの最新型「MPS-300」は、VNC不要でディスプレイ画面のリモート表示が可能です。さらにネットワーク全体におけるST2110 IPビデオ信号の詳細な監視・解析にも対応しつつ、ライブ制作環境のスペース制約に対応できるよう筐体が小型化されています。

波形モニター詳細ページ︓https://www.cima-net.co.jp/sp-contents/17802

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透けるディスプレイで映像を操る、新感覚アプリケーション

シーマブースの正面には、タッチパネル機能搭載の55インチ透過型OLEDを展示しました。今回このタッチ機能を活かし、グループ会社であるアーガス企画が開発したディスプレイ制御システム「OSMIL(オスミル)」を用いてコンテンツ制御のデモンストレーションを行いました。

SIGN EXPO 2025
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通常は写真右のようにタブレットなどで操作するOSMILですが、今回の展示ではOLEDに表示したシーマブースの3DCGイラストをタッチすることで、各LEDに送出するコンテンツを自由に切り替えられる仕組みを構築しました。

透過型OLEDフライヤー:https://www.cima-net.co.jp/img/2025/02/CIMA_OLED_fryer.pdf
OSMIL詳細ページ︓https://www.cima-net.co.jp/sp-contents/13144
 
 

没入空間を実現する高精細LEDのご提案

ブース奥には、シーマがレンタルおよび販売を行うLEDディスプレイのラインアップを展示しました。「GX1.9」は、500mm角の非常に薄型なLEDパネルです。軽量なため壁への直接固定が可能で、メンテナンス時には表側からモジュールを取り外せます。大阪・関西万博の一部パビリオンでも、弊社が施工を担当した実績があるシリーズ製品です。

GX1.9詳細ページ︓https://www.cima-net.co.jp/sp-contents/16542

SIGN EXPO 2025
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「Topaz」は、画面を自在に曲げられるのが特長のLEDディスプレイ。500mm角のパネルを1度ずつ曲げて固定でき、最大±20度の曲率に対応。今回は高さ2m、幅2.5mの没入感ある曲面映像壁を構築しました。豊富なLED施工実績を活かし、継ぎ目の目立たない滑らかな仕上がりを実現しました。

Topaz詳細ページ︓https://www.cima-net.co.jp/sp-contents/16781

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進化し続けるシーマの高精細LEDディスプレイ

以上の製品以外にも、シーマでは最先端のLEDディスプレイを皆様にご活用いただけるよう、新製品の導入や研究を進めています。今回は、その中でも常設施設向けの0.9mm/1.2mm/1.5mmの3種類の高精細LEDを展示しました。これらは「COB(Chip on Board)」と呼ばれる技術を採用しており、LED素子の表面を樹脂でコーティングして保護しつつ、極めて狭いピッチで高精細な映像を実現しています。

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シーマでは、放送業界のお客様に向けて各種モニターやスイッチャー、LEDビジョンをご提案いたします。お客様のご要望に沿った最適なLEDビジョンをご導入いただけるよう、機器の選定から検品まで徹底して対応しています。弊社ショールームでは、様々なタイプや異なるピッチのLEDビジョンの実機をご覧いただけるほか、より具体的なご提案も可能です。展示会にご来場いただけなかった方も、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
 
お問合せフォーム︓https://www.cima-net.co.jp/contact
 
 

担当者の声

株式会社シーマ
九州支店長 松岡 香津久
 
この度の九州放送機器展では、放送業界に携わるお客様を意識した波形モニターや、市場ニーズの高まるLEDを中心に、用途に応じた訴求提案ができる展示を行いました。
会期中は、一般企業をはじめ、機器導入を検討されている会社、デザイン設計会社、業界のエンジニアなど、さまざまなお客様にご来場いただき、ご意見やご感想を頂戴しました。
会場では、透過型OLEDやTopazが来場者の興味を引き、その他の出展商材も含めた具体的な対話へとつながっていたと感じています。中には、既存顧客からのリプレース商材としてのご相談や、デザイナーによる設計支援を通じた案件推進など、多様なご相談をいただきました。
今後も、お客様の営みに寄り添ったアプローチを進めてまいります。
 
 

関連情報

Topaz紹介動画︓https://youtu.be/da2Aq9Z2Cis
Topaz紹介動画「Topazがもたらす空間デザインの可能性 田村吾郎様インタビュー」︓https://youtu.be/KEjHWbN3le4

展示会出展記録
SIGN EXPO 2025︓https://www.cima-net.co.jp/case-study/exhibition/17648
EDIX東京 2025︓https://www.cima-net.co.jp/case-study/exhibition/17492
JAPAN SHOP 2025︓https://www.cima-net.co.jp/case-study/exhibition/17313
Japan MICE EXPO 2024︓https://www.cima-net.co.jp/case-study/exhibition/16996
 
 
 

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