2016年08月10日(水)
こんにちは、初めまして。”アン”でーす。
トミー先輩がどうしてもって言うので、仕方なく…仕方なくお手伝いをしてあげることにしました。
≪めっちゃ嫌そう!しかもめっちゃ上から!俺一応先輩だよ?
≪無視?
≪あ、はい…。
≪今回は、最近話題になったVRを手軽に体験できないかと調べてみました。
するとなんと、200円でVRゴーグルが作れるとの情報が!
≪気になりますよね。ということで、実際に作ってみたいと思います。アンが。
≪全部わたしが作るんですか?それもうお手伝いじゃないですよね?
≪そこをなんとか!お願いします!
≪高!
≪輪ゴムは2つでもできますが、4つあったほうがいいと思いますー。
ダイソーのルーペ2つを割り箸で挟みます。
≪黒い部分と透明な部分の間に割り箸を入れると挟みやすいですよー。
割り箸の両側を輪ゴムで留めます。
完成です。
後はスマホでVRのアプリを起動して、ゴーグルとスマホを輪ゴムで固定すれば見れます。
≪すごーい!本当に200円で見えましたよ!本当にその場にいるみたいです!
トミー先輩も見てみてください!
≪ほんまや!意外と見える!
≪ツッコんでくれるのは嬉しいけど、言い過ぎ!
レンズは簡単に動かせるので、焦点を合わせやすいです。
ただ、ルーペの重さで少しずつ下にズレていって見えにくくなります。
それに手で持っていなければならないというのはなかなか疲れます。(アン意見)
気軽にVRを見てみたいという方にはおすすめです。
≪わたし、手で持つの疲れましたー。トミー先輩の手、貸してくださーい。
≪俺の手はスタンドじゃないから!
手で持つのが疲れるなら、持たなくていいものを作ってみる?
≪だから高いって!
≪ほら、トミー先輩、わたしが準備してる間に説明してください。
≪俺の扱いって…。
≪今度は手で持たなくてもいいものを作りたいと思います。
そのためにまず、Google Cardboardのテンプレートをもとにゴーグルを作ってみようと思います。
テンプレートは無料でダウンロードできます。
≪マジックテープが用意できない場合は、養生テープでも代用できそうですよー。
≪テンプレートが全部英語で書かれてる…ぷりんと、ざ、てんぷら…。
トミー先輩って英語読めますか?
≪読めません。
≪本音もれてるよ!
テンプレートにはこのように書かれています。
≪わたしってせっかちで、英語を教えていただく前に「こんな感じでしょ!」
と作ってしまったのでテンプレートと少し違う作り方になっています。
みなさんが作るときはテンプレート通りに作ってくださいね。
テンプレートをA4サイズ、拡大縮小なし、カラーで印刷します。
テンプレートをある程度切り取り、ダンボールに糊付します。
わたしは適当にテンプレートをペタペタと糊付してしまいました。大きいダンボールが用意できる場合は、
この段階で黒い番号の上に白い番号を糊付したほうがキレイに仕上がります。
テンプレートの黒線部分を切ります。
白い番号の上に黒い番号を糊付します。
テンプレートには「黒い番号の上に白い番号を糊付する」と書いてありますが、
今回は見た目の都合上、テンプレートに逆らって白い番号の上に黒い番号を糊付しました。
もし、小さいダンボールしか用意できなくてこの段階で同じ番号を重ねる場合は、
黒い番号の部分を切り落として白い番号をテープで繋げるほうがキレイに仕上がります。
折りやすくするため、赤線部分に切れ目を入れます。
定規を使いながら赤線部分を谷折りで折っていきます。
②の部分とその隣の端の部分を糊付します。
必要であれば磁石を円の中に貼り付けます。
目の部分はレンズの凸側を下にして、挟んで糊付します。
≪100円ルーペのレンズはどちらも凸だったので気にせずに置きました。
本体部分にレンズ部分を取り付け、本体を組み立てます。
重なった部分を糊付します。
≪磁石を貼り付けた場合は、外側の円の中に磁石をくっつけてくださいね。
完成です。
後はお好みで外側のデザインを貼り付けます。
今回はシーマオリジナルデザインを貼り付けました。
≪あれ、俺と扱いが全然違う…。
≪当たり前ではないでしょ!
≪…絶対俺のこと先輩だと思ってないよね?
≪じょしゅ先輩のかわいいデザインのダウンロードはこちらから!
≪また無視された…。
最後に、スマホ装着部分はマジックテープもしくは養生テープなどで押さえましょう。
最初の激安ゴーグルとGoogle Cardboardを組み合わせます。
目の部分を取り外し、ゴーグルの側面に穴をあけます。割り箸を穴に通してルーペを挟みます。
≪穴をあける位置は、焦点の合う位置にルーペを置いて決めてください。
これでルーペを左右に動かせるので、焦点を合わせられます。
≪ここからさらに、手で持たずに見れるように頭に固定するゴムを取り付けてみましたー。
セリアのべんりーベルトを使います。
このベルトは太い平ゴムの先にマジックテープが付いているので使いやすいと思います。
まず、箱の両側面に穴を開けます。
ベルトを1つ半分に切ります。
ベルトを通します。
片方は半分に切ったものを通し、もう片方には切っていないベルトを通します。
≪マジックテープの向きに注意ですよー。わたしは何度も間違えちゃいました…。
ベルトを留めます。ここで長さをある程度調整してください。
今回は半分に切った方を短めに留め、
切っていない方はマジックテープとゴムの境目を箱の穴の部分に持ってきました。
一般的なサイズのホッチキスだと留まりませんでした。
大きいサイズのホッチキスが無い場合は、縫い付けたほうがキレイに仕上がります。
完成です。
これで頭の大きな男性でも頭の小さな女性でもベルトで固定できます。
≪おお!ちゃんと見えるよ!
≪そうだね!…俺はちょっと鼻が痛いけどね。
≪それは鼻の大きいトミー先輩が悪いんです。文句言わないでください。
≪はい、すみませんでした…。
スマホの機種によりますが、外側につけた磁石をスライドさせることで、
スマホをゴーグルに装着したままタップすることができるのです。
外側の磁石をスライドさせることで磁気センサーが磁力の変化を検知して反応するのだそうです。
そのため、タップをする必要がない、自分でタップするよという人は付けなくてもよいのです。
≪次はスマホで見れるVRコンテンツについて調べてみました。アンが。
≪大変なことって?
トミー先輩は後輩いじめをする人だったんだ…という印象をみなさまが持ってしまいますよ。
なんなら、コメントで「トミー先輩ってなんでいるの?」って言われちゃいますよ。
≪ごめんなさい!やるよ!やるから!
≪スマホで見れるVRコンテンツは、動画やゲームアプリです。
これらのコンテンツで、風景を360度楽しむことができたり、
スポーツ疑似体験をしたり、ゲームの主人公になれたりします。
具体的にどんなコンテンツがあるのかを紹介します。
無料、一部有料コンテンツあり。
Mega Coaster: Get Ready for the Drop (360 Video)
≪まずはわかりやすいジェットコースターです。
本当に乗っているような感覚を楽しむことができます。
【360度動画ニュース】大自然が生んだ美しき「スノーモンスター」の世界 年に1度見られるかどうかの蔵王山の貴重な映像 Zao san 360 video
≪次は自然風景です。
そこにいるように景色を見渡せるのがいいですね。
360 Google Spotlight Story:HELP
≪こちらはCG映像です。
エイリアンらしき生き物から逃げるのですが、まるで映画の中にいるような感覚です。
≪他にも有名なパック●ンやスーパーマ●オブラザーズ等の3Dアニメーションもあります。
パック●ンやマ●オ視点が体験できるのが面白いです。
興味がある方は検索してみてください。
他のコンテンツも見てみたい方は、
YouTube公式チャンネル「YouTube.com/3D VR 360」を見るか、検索してみてください。
月額500円(税抜)、VRコンテンツは一部無料。
dTVは2016年7月29日よりVRコンテンツの配信を開始しました。
まだ配信開始したばかりのためコンテンツ数は少なめですが、これから増えていくと思われます。
詳細はこちらから→dTV VR
無料アプリをいくつか紹介します。
●Dive City Rollercoaster
≪体験しやすい3Dジェットコースターです。
●Insidious VR
≪ホラー映画「インシディアス:序章」(英題:Insidious: Chapter 3)の世界を体験できます。
●Deep Space Battle VR
ダウンロード→Android
≪制限時間内に全方向からくる敵を撃破する本格派シューティングゲームです。
夢中になる可能性が高いので、プレイする際は周りに気をつけてプレイしてください。
●Another Planets
ダウンロード→iPhone
≪惑星調査員が惑星資源の回収をする、美しいグラフィックスが特徴のゲームです。
≪他にも検索すれば出てくるから、興味があったらいろいろ探してみて。
≪ダンボールを切るのは少し大変でしたけど、本当に簡単に作れました。
≪ちゃんと見えるようにもなったし、いろんなコンテンツで遊べたね。
≪はい、VR楽しいですー。この安さでこれだけ楽しめるならお得ですね。
≪今の時期夏休みだから自由研究で作ることもできるね。
≪ぜひぜひ作ってみてください。
≪ところでトミー先輩。お昼ご飯2ヶ月分、忘れないでくださいね♪
≪あれ、本当に奢らないといけないの?
≪それではみなさま、これからもアンをよろしくお願いしまーす。
≪え、最後なのに無視?
≪2017/2/17 VRを体験してみた!! を更新しました。
本格的なVR製品の無料体験レポートですので、ぜひご覧ください。