第七十四弾 中国製激安4Kカメラを買ってみた

2020年01月31日(金)

きょうじゅ
さて今回は、中国製の激安4Kムービーカメラを買ってみました。

じょしゅ
なにに つかうの~?
きょうじゅ
・・そこは深堀りしなくていいから!!
じょしゅ
よけいに きになるよー??
きょうじゅ
お値段はなんと!630元!!
日本円で約1万円です。
運送費が約3000円だったので、実質1万3000円の商品です。
じょしゅ
げきやすぅ!

4Kカメラを にほんでかうと 6まんえん いじょうはするよ。そんなに げきやすなんて なんかあるんじゃない!?

きょうじゅ
とゆーことでさっそく検証してみましょう!

内容物

・カメラ本体

・バッテリー

・マイク

・広角レンズ

・リモコン

・カメラケース

きょうじゅ
広角レンズとマイクが付属になっています。

ちなみに、Amazonで同等の金額のハイビジョンムービーカメラもありましたが、30Pなのでやめました。

私は4Kでは使いませんが、4Kをハイビジョンにダウンコンバートしたものであれば画質が良いだろう!と思って購入したのですが、期待は見事に裏切られたのです!

問題点

その1.解像度

きょうじゅ
大きな問題がいくつも・・あります。

まず・・本来の4K解像度は3840×2160ですが、このカメラは2880×2160しかありません。

カメラで撮影した4Kとハイビジョンを比較すると下の図のようになりました。

撮影した画像を比較してみましょう。

じょしゅ
4Kの4って、どこからきたの~?

その2.クロップ

4K

 

フルハイビジョン 60P

 

フルハイビジョン 30P

比較画像

きょうじゅ
これから分かるように、ハイビジョンは4Kをダウンコンバートした解像度ではなく、4Kサイズから切り出したハイビジョンサイズの画角というのが分かりました。

一般的にこのような方式を「クロップ」と呼ばれています。

きょうじゅ
このような切り出し方式の欠点は、本来の画角よりもズームインされた画角になり、狭い場所では撮影出来ないほどの画角になってしまいます。

しかし、よく考えると何故か広角オプションレンズが付属されている。
通常はこの様な販売はしないのに、と不思議に思っていたら、ここにその原因があったのです。

すなわち、レンズの前に広角レンズがついているカメラや、付属で用意されている場合は全てクロップ式と思っていいでしょう。

次に、広角レンズを装着して4Kとハイビジョンを比較してみましょう。

広角レンズ4K

 

広角レンズハイビジョン60P

 

広角レンズハイビジョン30P

きょうじゅ
こちらももちろん画角が変化しています。

まとめて分かりやすくした図がこちら

比較画像

きょうじゅ
画角は変化していますが、広角レンズを付けた方が少しハイビジョン30pで撮影するとなんとレンズを付けずに撮影した4Kと似た画角になったのです!


きょうじゅ
もちろん広角レンズを付けて4Kで撮影するとそれ以上の画角になっています。

このような、撮影モードによる画角の違いは一眼カメラでは常にあり得る症状ですが、一眼カメラはレンズ交換前提に作られているのであまり問題はありません。
しかし家庭用ムービーカメラではレンズ交換は出来ません。非常に不便です。

じょしゅ
なるほど。。ここに4Kカメラの おとしあなが あったんだね。
きょうじゅ
日本で販売されている主要メーカーの4Kムービーは4KとHDではもちろん画角は変化しないと思います。多分。きっと。知らんけど。
じょしゅ
しらんのかい!!!
きょうじゅ
ハイスペックカメラは全画素読み出しを行い、必要な画素数にダウンコンバートされているので、撮影時に画角で苦労せず、画質も良いのです。
じょしゅ
それが いちばん りそうだよね。
きょうじゅ
今回のカメラは撮影解像度の違いで画角が変化しますが、さらにハイビジョンの60pか30pかでも画角が変化していることも分かりました。
60pは4K画像の上部のハイビジョン切り出し、30pは純粋なフルハイビジョンの画角で撮影されていると想像します。

通常、フルハイビジョンの60pと30pのデータ容量は、単純に60pは30pの倍のデータ容量になるはずですが、なぜかデータ容量がほぼ同じになりました。

その3.データ容量

きょうじゅ
なぜ・・
データを偽造しているのではないかと疑いたくなります。
じょしゅ
ふのオーラがただよってるよ!

そして、さらに重大な問題です。

その4.フォーマットの要求

きょうじゅ
SDカードを装着してカメラ本体でフォーマットして撮影する。一度電源をOFFにしてから、再度撮影を開始すると、なぜか、フォーマットを要求してきます。

きょうじゅ
これは「はい」を選ばないと先へ進めません。
その上、何度もフォーマット失敗で繰返し、10回に一度の確率で成功です。
じょしゅ
なにそれ!めんどくさーーい!!
きょうじゅ
本当に・・これでは使い物ものになりません。

その後、データを確認すると、この時に要求されるフォーマットでは記録映像は残っていました。
メニューからのフォーマットでは完全に消えてしまいます。

じょしゅ
そりゃー、まいかいフォーマットされてちゃーかなわんわ!
きょうじゅ
そして、日本製のムービーカメラと今回のカメラを比較して感じたのは、やはり手ブレ補正がないと手持ち撮影は非常に難しいです。
こちらも残念ポイント。

そしてそして、外部出力のHDMIは外部モニターに接続するとカメラ本体のモニターは消えます。
さらに、この状態では記録モードにはならない。室内で外部モニターを見ながらの撮影は不可能。

じょしゅ
つかえねー!!!

結論

きょうじゅ
今回の買い物で感じたこと。

中国商品を買うことはクジをひくようなもの。。

Youtuberデビューは順調な滑り出しとはいかないな。。

じょしゅ
えー??Youtuberデビューのためのカメラだったの???

たのしみだねー!

では、じかいもよろしーま\(^o^)/

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