第四十九弾 SHARP最新8Kテレビをレビュー!

2017年12月27日(水)

じょしゅ
みなみなさま、こんにちはでございにゃーす!

よってって、みてってーー!きょうは 8Kのさいしんテレビについてだよぉ!

きょうじゅ
2018年12月から8Kの放送が始まりますが、それを待たずして弊社、SHARPの8Kテレビ「LC-70X500」を購入しましたので、レビューをしてみたいと思います。

8Kとは

8Kとは、映像の解像度が7,680×4,320のものを指します。

きょうじゅ
私のような庶民の家にあるテレビの解像度は(1,920×1,080)もしくは(1,366×768)が一般的だと思いますが、2011年より4K(3,840×2,160)テレビが販売開始され、年々出荷数が増え、発売以降の累計が200万台以上と普及率を伸ばしています。

参考URL 民生用電子機器国内出荷統計~JEITA

2020年に東京オリンピックを控え、4K放送に続き、その4倍の解像度をもつ8Kという高解像での放送に向けて技術開発が進んでいます。

現在8Kの表示機はプロジェクター、テレビ等のモニター含めほとんど販売されていません。

そんな中、一足も二足も早く8Kテレビの販売を開始したのはSHARPさんです。それも民生、家庭用です。

実際、8Kの番組放送予定は来年12月で、まだ1年も先になります。

さらに8Kの再生機、Blu-rayなど8Kコンテンツがまったく普及していない中で、コンテンツを手に入れらない人はどうすればいいんだ!と思ってしまいますが、SHARPの”思い”というのがあるようです。

その”思い”はSHARPさんのブログに記載されていますので、興味のある方はこちらを。

SHARPさんの8K技術に関して、詳しく知りたい方はこちらを。

(画像引用元:http://www.sharp.co.jp/aquos/sharp8k/technology/

じょしゅ
ねこが したをだしている がぞうをつかうなんて さすがだよね~

やっぱり どうぶつのなかで いちばんかわいいのは ねこだからさ!

きょうじゅ
その自信に乾杯!

LC-70X500で8K映像を楽しむ方法

きょうじゅ
2018年12月にNHKより「4K・8K実用放送」が開始されますが、それを見るには別途2018年末にSHARPさんから発売予定の「8K/4K放送受信機」が必要になります。

それまでは以下3点の方法で8K高精細映像を楽しむことが出来ます。

1)8Kマスターアップコンバート機能

4Kや2Kの映像を8Kの解像度に変換して再生する機能が搭載されている。

きょうじゅ
つまり、市販の4Kブルーレイの映画やネット上の4K映像を再生すると自動で8Kにアップコンバートされるということです。

4K出力のApple TVで映像を見ると(詳細後述)画面全体に映っていたので、8Kの解像度で表示されているということになります。

通常、4K解像度の映像をdot by dotで表示すると真ん中一部に映ります。

じょしゅ
てがき!!
きょうじゅ
久々のハンドフリーです。

SHARPさん独自の映像技術処理で、映像の輪郭や細やかな線等を8Kで再現しているそうです。

独自の技術っていうフレーズ良いですよね。試行錯誤して他にはない技術を作り上げる裏には、熱き思いを持った技術者の方々がいらっしゃるのですよ!そして涙なしには語れないドラマがあるのです!地上のね、星なのですよ!かぜのなかのぉ~

じょしゅ
ふるいよ!へんなスイッチはいってるし!
きょうじゅ
前から何度も言っていますが、メーカーさんが新しい技術を発表して新商品が発売されるという流れ、すごく好きです。

世界の亀山なのですよ!!!

じょしゅ
はなしをもどして~!!!!!
きょうじゅ
すみません。

2)8K JPEG再生機能

ネットワーク上のサーバーやUSBメモリーから8KのJPEG画像を再生可能。

きょうじゅ
注意すべきことはJPEGのみだということです。PNG等は再生出来ません。

ちなみに、動画や音声も再生でき、4Kの動画も再生しました。

最近では8K以上の静止画撮影が可能な一眼レフが発売されているので、それで撮影した写真を表示するのも良いですね。

8Kの静止画撮影が可能なカメラ

ニコン様 D850

リコー様 PENTAX645Z 

 

3)その他

8K出力対応のグラフィックボードを搭載したPCを8Kテレビに接続し、写真やゲームなどを楽しむことも可能。

きょうじゅ
8Kのコンテンツをサクッと再生出来るパソコンのスペックがどんなものか分かりませんが、何やら高そうですね・・・。

HDMI×4の出力に対応した業務用の8K再生機は、下記のようなものがあります。

業務用なのでお高いですが、参考に。

ターボシステムズ株式会社様 8K SHV XJive Player

三友株式会社様 HyperCUBE MHP-8000

以上が、来年末の8K放送開始まで待てない!という方にオススメの、現在楽しめる方法となっています。

性能調査

きょうじゅ
さて、今度は8Kがどれだけ高精細なのか調査したいと思いまーす!

じょしゅ
でも、、、、8Kのえいぞう ないけど、どうするのん??(大声)
きょうじゅ
痛いところを大声で言わないでぇ!!!

いや、あるにはあるんだけどね、再生機が無いのだよ。USBメモリーやネットワークサーバーからは再生出来ないしね・・・。

じょしゅ
まんまみーあ!

評価方法

8K映像の再生機が無いので(間に合わずすみません)下記2つを表示させて評価してみました。

①静止画の8Kコンテンツを表示

②Youtubeにある8Kコンテンツを、4K対応Apple TVを通して表示

①静止画の8Kコンテンツを表示

インターネットから著作権フリーの虎の8K画像をダウンロードし

そのデータをUSBメモリーに移し、テレビに挿して表示させました。

がおー(画像クリックで拡大)

じょしゅ
ほこりがみえるよ!!
きょうじゅ
お、目の付け所がSHARPだね!(ドヤ)

目の虹彩や鼻の上の細かいホコリまで全てクリアに認識することが出来ます。

また70インチに8Kの高精細なので超至近距離で見ても、ドットは本当に小さく細かいです。

どうです、この臨場感

じょしゅ
ぎゃーーーーたすけてーーーー!!!!!
きょうじゅ
キャッチフレーズにもある通り、「究極のリアリズムを追求」したのがこの商品なので、リアルを表現するために、じょしゅを生贄にしてみました。
じょしゅ
いいかた!
きょうじゅ
次に、PCモニター( 解像度:1920×1200)で100%表示をした時に認識できるくらいの小さな文字をセンターに置いた8Kの画像を、8Kテレビに表示させたら、同じように文字が認識出来るのかという実験もしてみました。

USBメモリーにデータを入れて、それを読み込んで表示させました。

PCモニターで100%表示した画像。真ん中に小さな文字で「株式会社シーマ」と書いています。(画像クリックで拡大)

きょうじゅ
次に、8Kテレビで表示させた時の見え方です。文字の輪郭もクリアにキリッと表示されました。

 

②Youtubeにある8K映像を、4K対応Apple TVを通して表示

(イメージ画像)

きょうじゅ
このテレビはスマートテレビではないので、Youtubeなどを見ようとすると別途セットトップボックスが必要となります。今回は4K対応Apple TVを使用しました。

再生した映像は8Kですが、Apple TVを通して4Kに変換し、さらにテレビ側で8Kにアップコンバートされたものを見たという状況になります。

純粋に美しかったです。正直パッと見て4Kか8Kか当てろと言われたら自信が無いですが、Apple TVの出力が4Kだとしても画面上のドットは8Kなので、映像にツヤ感があり、60pでもスムーズな動きでした。

通常、高解像になればなるほど、動きのある映像に対してフレーム数が多くなければ、パラついた映像になりやすいのですが、このテレビでは気になりませんでした。

テレビ内でフレーム数も補完しているような気がします。

こここここれもどどどど独自の技術!?

じょしゅ
おちついて
きょうじゅ
元々8Kの映像は再生すると、上記の通りすごくきれいなのですが、元々フルHDの映像を再生すると結構粗が目立つので、このテレビでは極力4K以上の映像を見た方が良いかと思います。

4Kでも映像によっては少し粗さが見受けられました。さすが8Kすごい。

総評

きょうじゅ
あらゆるものを高解像度で見たい!という方には純粋にこのテレビをオススメします。この上ない解像度で、人間の顔に生えている毛まで見えます。さらにHDR、BT.2020に迫る色域にも対応しているので、暗い部分の再現性も高く、色も鮮やかで美しいと思います。

しかし、1つ惜しい!と思うのは、スマートテレビではないところ。ネット配信動画の視聴者数が右肩上がりに増えている中で、Netflixなどの映像を見るために別の機材を買わないといけないのは少々時代遅れな気がします。ただ、このテレビは1台100万円程するので、スマートテレビ機能の追加し、さらに価格が上がると、民生という枠の中では苦しかったのでしょうか。勝手な邪推ですが、いち早く8Kテレビを販売することが何よりも最優先だったのかなぁとも思います。後継機種はスマートテレビになっていること期待します。

偉そうなことを連々と並べましたが、私はとても8Kテレビを買える生活水準ではないので、意見を言える立場では無いんですけどねー!

じょしゅ
すなお!

8Kの今後

きょうじゅ
野外会場やスタジアムでの映像ディスプレイは大きなサイズが必要になり、サイズだけ大きくするとドットが目立つため、サイズなりの解像度が必要になります。

現行の映像をマルチ的に組上げて解像度は増やすことは可能ですが、それに対応するソース源がないと無意味なものになります。

8Kであれば「ひとつのシステム」として扱えるため大画面システムの運用が楽になります。

8Kディスプレイ、カメラ、放送やコンテンツが存在してこそ8Kの時代と言えます。

放送は2018年12月まで待つしかありませんが、8Kを普及させるためには潤沢な8Kコンテンツも必要になります。

一方、企業によっては交通、気象情報等、いくつのもディスプレイを必要とするシーンもありますが、8Kになるとシステムが1台で補えるようになります。

また、緻密な工業機器、医療や展示と放送以外の分野も期待できます。

これだけ大画面で高精細であれば、バーチャルな背景としてディスプレイし、人物込みで写真撮影も楽しめます。

動画は無理でも静止画でシャッタースピードを気にすることなく再撮できるモードを、本体に装備していただければアミューズメント的な利用価値も増えるでしょう。

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きょうじゅ
ちなみに、このテレビ、レンタル出来ます!(法人様のみ)

学会、展示会やPRなどにご使用いかがでしょうか!?興味のある方はこちらからお気軽に問い合わせください。

じょしゅ
ではでは、じかいもよろしーま!
きょうじゅ
皆様、良いお年をーーー!!!!
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