第九十七弾 シーマのSDI分配器が良いらしい

2021年12月22日(水)

じょしゅ
みなみなさま こんにちはでございにゃす!

きょうじゅ
やぁこんにちは、本日は実験製作ではなくシーマの販売機材の紹介です。

きょうじゅ
まずは3GSDI分配器
SDIはシリアルデジタル信号のことで
一般にはHDMIが主流だが、プロの世界ではSDIを使っています
理由は安定性、信頼性です。

きょうじゅ
同軸ケーブル1本で伝送するためシンプル。
じょしゅ
エイチディエムアイもいっぽんだよ。
きょうじゅ
どうも君の言葉は聞き取りにくいな!
HDMIも1本と言いたいんだろうがケーブルの中は多くの線があり、その分トラブルも多い。
SDIはBNCタイプなのでピンコネクタでしっかりと接続される
HDMIは金属の面同士が接触する方式なので接触不具合も多い。

じょしゅ
ぼくんちではトラブルはなかったよ!

きょうじゅ
一般には一度設置すると、ほとんど変更しないが、プロの世界は毎回ケーブルの抜き差しを行う。
その分トラブルの確率も増えてくる。
ゴメンナサイは信用問題になるのさ。

じょしゅ
きびしいんだね。

きょうじゅ
このコンパクトで安価なSDI分配器をシーマで販売しています。
ところで3Gの意味だがフルハイビジョン1920*1980*60Pのデータ量は2.9Gbpsあるから
データー転送量がこの名称になっている。
ちなみに、
6GSDIや12GSDIも存在します。
4K動画は12Gbpsのデータ量が必要なため3Gが4個で12Gになる。
だから4Kはこの3GSDIを4本を使っていた。
今後は12Gを使えば1本で接続可能になる


きょうじゅ
と思っていたら
8Kには12Gが4本必要になる。

じょしゅ
そんなのキリがない.
16Kもあるの?。
きょうじゅ
そもそも今のテレビはドットユニットの積み重ねなので
お金と場所があればどんな大きさの表示装置も作れるから、たしかにキリは無い。
きょうじゅ
この商品は3GSDIを10分配器もできるのです。
もちろん2台では最大19分配可能。
1台をマスター機にして合計11台では100分配も可能。
キリが無いけどね。

じょしゅ
しっかりとしたつくりです。

きょうじゅ
実際に10台のディスプレイに接続した様子です。

きょうじゅ
信号源はSONYカメラPXW-Z190です。
3板式のプロ仕様です。
このカメラは4Kも撮影記録できます。
今回はフルハイビジョン(FHD)を3GSDIで出している。
きょうじゅ
デジタルの欠点は信号が遅れることだが
このカメラ、分配器そしてディスプレイで信号の遅れを調べてみました。
まず、カメラは内部にプロセス回路(信号のさまざまな処理を行う)があるので
すべてのデジタルカメラは遅れます。
きょうじゅ
スマホの1/100秒までカウントできる時計を表示させて
それをSONYカメラ撮影してディスプレイに表示させます
そしてスマホの時計とディスプレイをデジカメで同時に撮したのが
この画像。
矢印右側がカメラ出力です。

じょしゅ
ややこしい。

きょうじゅ
この図を見たほうがわかりやすい。

きょうじゅ
左側矢印はデジカメ直の画像、右側矢印がカメラ動画。
カウンターの数値が4遅れています
4/100です。
これは0.04秒です
映像の60Pの1フレームは0.0166秒
と言うことはフレームで言うと約2.4フレームの遅れとなります。
フレーム単位の遅れは映像を使ってのシンクロ演出は不可能になります。
しかしながら実際はネットを使っての配信ではさらに遅れが発生してしまいます。

きょうじゅ
さて話は戻して
分配器は信号をそのまま分配するのでプロセス処理はありません。
だから遅れは無い。

これが分配器入力と出力の画像。

左が分配器の入力ディスプレイ画像、右が分配出力ディスプレイ画像




じょしゅ
まったくおなじです。

きょうじゅ

遅れがほぼ無いので分配器出力を再度分配しても問題ありません。

せっかくなのでカメラ、分配器、ディスプレイともシーマレンタル機材なので
今回使った機材紹介動画を観てください。

きょうじゅ
これらのレンタル、販売リンク先は以下になっています。
じょしゅ
しーまのほーむぺーじだよ。

🔗販売機材:3GSDI,10分配器
🔗レンタル機材:3GSDI,10分配器
🔗レンタル機材:SONY4K,XDCAMメモリーカムコーダー
🔗レンタル機材:15.6インチ4KIPS液晶3GSDI対応モニター

じょしゅ
じかいもよろしーま♪
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