第九十三弾 ドア用チャイムを防犯チャイムに改造してみた

2021年08月25日(水)

じょしゅ
みなみなさま こんにちはでございにゃす
じょしゅ
あれ?きょうじゅ、またなにかつくっている。
きょうじゅ
今度、海づりとキャンプをするんだけど
ひとりなので獣や不審な人も怖いから、近くに来たら知らせてくれるチャイムを作っているのだ。
じょしゅ
ぼうはんチャイムなら、すでにうっているよ。
きょうじゅ
家庭用の人感チャイムは100V電源が必要なので
屋外には使えない。
よって、普通の手で押す電池式チャイムに人感センサーを追加してポータブル防犯チャイムを作っているんだ。

きょうじゅ
これがAMAZONで買った電池式チャイム
これだと手で押さないとチャイムは鳴らない。これに追加で買ったのが同じくAMAZONの人感センサー
これが動物の体温を検知するんだ。


じょしゅ
こんかいもたいおんなの?
じゃぼくはけんちしないね。

きょうじゅ
体温と言ったけど、実際は熱の移動を検知するので
動くと君でも検知するかも知れない。知らんけど!

きょうじゅ
スイッチ送信部に人感センサーは入らないので
センサー用のケースを100均で買った。
これは頭に付けるライト。
ちょうど照らす部分がセンサーにピッタリなんだ。

きょうじゅ
中を分解して、センサーをホットボンドで固定。

じょしゅ
とくいのやつだね。

きょうじゅ
送信部を分解すると12Vの電池が入るようになっている。
そもそもヘッドライトにも電池ケースもあるので
これを流用した方が電池交換が楽になる。
ヘッドライトの電池は4.5Vなので使えないがホルダーだけ使う。
チャイム送信部の12V電池部分端子をカットしてヘッドライトの電池から供給するように変更。
ただし、電池の長さが異なるので金属端子を延長して小型12V電池が収まるようにしました。



きょうじゅ
送信部は、この部分がスイッチなので手の代わりに人感センサーが押すことになります。
センサー出力は3V程度あるので
これをトランジスタ1個でスイッチに並列接続させます。
2SCタイプであれば何度もOK。
回路はこのようになる。

きょうじゅ
人感センサーには調整ボリュームが2個ついています。
感度とスイッチ時間調整が可能のようですが、今回は初期設定のまま使用します。

きょうじゅ
最終的にできたのが
宇宙人のような小型三脚付きセンサーです。


きょうじゅ
最初に防犯用と言いましたが
例えばキャンプの時でもテントのすぐ近くに獣や人が来たのでは遅すぎる
なんと言っても怖いのは知らないうちに隣に人が居てた!
これが一番怖いのです。

きょうじゅ
この動作状態を静止画で表現は難しいので動画にしました


きょうじゅ

人物が通過すれば本体のチャイムと青ランプが知らせてくれます
この青LEDは蓋で隠れて見えないので今回は特別に穴を開けて見えやすくしました。

きょうじゅ
では実際の動作を動画で見てください。

きょうじゅ
結論を言うとフィールドテストは思わぬ問題が出る

じょしゅ
さいしょからいいわけ?

きょうじゅ
まず、屋外では太陽光があると不安定になる。日陰や夜はまったく問題ない。
繁華街でテストを行うとセンサーが不審物に見える。
よって物陰に隠すことになり、電波の到達は思ったほど良くない
隠すと20~30メートル

実際にキャンプ等で使う場合は夜になるので問題は無い、それにセンサーも隠す必要が無いので電波の飛びも良くなる。

熊やイノシシが出没(人間も)しそうな場所には重宝します。

これ自体は撃退能力はありませんが、急に出没するとパニックになって適切な判断が出来なくなるのを防止できます。


きょうじゅ
最後に主な使用部材と大まかな価格を記載します。
◎チャイム一式    1,480円 AMAZON
◎センサー        950円(3個) AMAZON
◎ヘッドライト      110円ダイソー
◎ミニ三脚        110円ダイソー
(税込み価格)

じょしゅ
じかいもよろしーま♪

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