みなみなさま こんにちはでございにゃす！

最近は何かと値上がりなので、節電で対抗しようと思います！

まいつき　なにかしらの　ねあげしてるよね～

お財布の紐が固くなっちゃう！

え？

は？！
ディスプレイのHDR（ハイダイナミックレンジ）化は各メーカーで競い合っていますが、一方のユーザーでは冷めた見方もありますよね。
実は私もその一人です。シアター形式の部屋なら問題ありませんが、実際、家庭で強烈な光とか音声が出ると驚きますし、悲鳴なんか上げちゃったりして近所迷惑やおお目々にもよろしくありません。

もったいないように感じますが、家庭で長時間テレビを観るには、HDR機能があるテレビはHDRをOFFにして使うとお目々にも優しく、また電気代も安くなります。HDR機能が無いテレビでもバックライトを調整することでも節電効果を発揮します。

今回は電力計が備わっているテーブルタップにテレビを接続して調べました。

バックライトのLEDは全面についており、この輝度を下げることで直接的な省エネに繋がります。

テレビのバックライトって はじめてみたよ！

故障したテレビを分解してみました！
余談ですが、バックライトがMiniLEDなんてものもありますが、LEDが細ければ細かいほど、細かく光の調整ができるので、黒のシマリもあり、キレイに見えるのですね。欲しいです。

バックライトはディスプレイの持つ絶対的な明るさなので、周囲の環境によって見やすい明るさを調整するものです。
この調整はコントラスト調整と画面の見た目は似ていますが、似て非なるものです。

画面を暗くしようとコントラストを下げるということは、バックライトの光を液晶で遮ったことになり、非常に不経済な操作になります。
できるかぎりコントラストで輝度を保ち、バックライトは最小限にすべきなのです。

バックライトの数値とその時の消費電力を画像にしました。
まずはLG社43インチ、バックライト最大（100）での画面と消費電力です。

次はバックライト最小（0）と消費電力
※0とは管理上の数値であって光ってはいる。

電気代は電力会社や契約によって違うため、ここでは1KWhで27円として、ここだけで単純に計算するとバックライト100のままだと79Wあるので、0.079W/hとなり2.133円、24時間で51.2円、1か月で1,536円、1年で18,423円の電気代になります。

バックライト100と0では差が50Wあるので、バックライトを0で使用した場合、100と比べて1か月で972円、年間11,664円が節電できることになります。

ちなみに、バックライトを調整しないで、画面の明るさで調整すると当然のことではあるが消費電力には変化がありません。

次は32インチを試してみます。
まずはバックライトの最大と最小値

53Wと22Wなので31Wの差があります。
これも1KW27円で1年間つけっぱなしとして計算すると、7,200円程度の節電になります。
次は明るさだけの調整です。

やはり明るさだけでは消費電力にほぼ差がありません。

以上のことからバックライトはできるかぎり小さくして観ると最大限の節約ができるということが分かりました。
注意点としては、最近のディスプレイは周囲の明るさ（テレビの設置している場所の明るさ）に自動で反応する機能があるため、例えば下の画像のような機能はOFFにしておくこと。
これがオートで機能してしまうと、バックライトの調整も自動で変更されてしまいます。

又、映像の特殊なモードもOFFにしておく必要があります。

だけど、そんなながいじかんテレビみる？

最近はYoutubeから音だけ聴くことが多いので、映像はOFFにしたいと思っている。

みゅーじっくをきいているの？

いや、ずっと雨音ばかり聴いている

やっぱりきょうじゅって　かわってるね！
では、じかいもよろしーま！